鍼灸院の集客がうまくいかない本当の理由|やり方の前に見直すべき「集客」の考え方

「集客を学んでいる。発信もしている。それなのに、なぜか予約が増えない。」

鍼灸院や治療院の集客がうまくいかない原因はやり方や努力不足ではなく、”集客の前提”そのものがズレているだけというケースがとても多いのです。
この記事では、多くの鍼灸院や治療院経営者が無意識に勘違いしている「集客」という言葉の捉え方と、選ばれ続ける院が自然とやっている考え方についてお伝えします。

目次

【1】多くの鍼灸院が無意識に持っている「集客=〇〇」という前提

私も含めて、多くの鍼灸院や治療院経営者が無意識に持っている、集客=〇〇という前提。その前提とは、何か。
それは、集客=お客様を集めることという考え方です。

・どうやって人を呼ぶか
・どうやって売るか
・どうやって来てもらうか

気づかないうちに、
「集める」「呼ぶ」「頑張る」がスタート地点になってしまう。この前提で動き始めると、発信し続けないと不安だし、反応がないと落ち込む。さらに、常に何かを”足さなきゃ”いけない感覚に、なりやすくなります。でも、そもそも、この前提自体、本当に正しいのでしょうか?

【2】「集客って、漢字でどういう意味だと思いますか?」

以前、商工会議所で事業相談を受けた時、こんな質問を投げかけられました。
「集客って、漢字で見ると、どういう意味だと思いますか?」
一瞬、思考が止まりました。頭に浮かんだ答えは、「お客様を集めること…?」。
すると返ってきたのは、「そこから、もう違うんですよ」という言葉。
この一言で、自分の中にあった”当たり前”が、音を立てて崩れた感覚がありました。

【3】集める集客と、選ばれた結果として集まる状態の違い

その方が教えてくれた「集客」の捉え方は、こうでした。
集客とは、お客様が”集まってくる状態”をつくること。
つまり、無理に呼ばなくても、売り込まなくても、頑張って集めなくても、「ここに行きたい」「この人にお願いしたい」そう思われた結果として、人が集まっている状態。集客とは、その”状態”をつくることだという考え方です。

「集める」から始めるのか。
「選ばれる状態」からつくるのか。

この違いだけで、発信の仕方も、言葉の選び方も、積み重なる結果も、まったく変わってきます。

【4】やり方を増やしても苦しくなる人の共通点

集客がしんどくなっている人ほど、新しいノウハウを探し続けるし、あれもこれも試しちゃうし、情報ばかり増えて、動けなくなる…。
いわゆる「ノウハウコレクター状態」に陥りがちです。

これ、施術に置き換えると分かりやすいと思っていて!

例えば、肩が痛い患者さんに対して、解剖も評価もせずに、
「この技術が効くらしいから」といきなり技だけ当てることはしませんよね。

・どんな動きで痛いのか
・何が原因なのか
・どこが本質なのか

基礎があるから、応用が活きる
でも集客になると、この”基礎”をすっ飛ばして、やり方やテクニックばかり追いかけてしまう。だから、苦しくなる。
集客も、施術と同じで、基礎が整っていないと、応用は機能しないんです。

【5】この考え方を、実体験ベースで整理した記事があります

私自身、「集客=お客様を集めること」だと本気で思い込んでいました。商工会議所での相談をきっかけに、

・どこで考え違いをしていたのか
・なぜ、やり方を増やすほど苦しくなっていたのか
・鍼灸院が”選ばれ続ける状態”をつくるために、最初に考えるべきことは何なのか

これらを、実体験と施術家目線で、一つずつ言葉にして整理した記事があります。

「集客=お客様を集めること」だと思ってた|“選ばれるサービスのつくり方”を3児の母鍼灸師が解説
https://note.com/smilehouse/n/n022d07704872

「頑張っているのに、なぜか集客がうまくいかない」もし、そんな感覚が少しでもあるなら、一度、”やり方ではなく、考え方の前提に立ち戻るきっかけとして、読んでみてください。

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